【探偵と濃厚接触】コロナ疑惑の依頼者がゴリスケの事務所に来た!

今回の探偵ブログは、本当に背筋が凍ったお話です。
コロナの疑いがある依頼者が何事もないように、普通にゴリ助の探偵事務所に訪れたのです。

見た目ではそんなことはわかりませんでした。

普通にお客様として、娘の夫の浮気調査を依頼しに来たのです。
コロナに感染している可能性があっても、

「現時点で元気であれば、それを他人には言わない人がいる」

ということを、今回初めて知りました。

恐ろしいですね。

本来、コロナの疑いがある人は探偵事務所なんかには来ないと思っていましたが、そんな常識が覆される事件が先日起きてしまったのです。

「お客様は神様だ」なーんて言葉もありますが、勘弁してください。
これは、とてもそんな風には思えない事案でした。

大変恐縮ですが、

「ふざけんな、お前は来るんじゃねーよ!」

って話です。

もちろん依頼者はお客様ではありますが、探偵だって人間です。

この記事では、その時の経緯と顛末についてお知らせします。
「客商売」の方には避けて通れない恐ろしさが垣間見えると思います。

5月吉日:女性50代後半の依頼者が来所する

先日の事でしたが、事務所に訪れた中年女性は50代で見た目はとても厳格そうですが、品のある女性でした。
とても明瞭に、しかしながらゆっくりと発言されるのが印象的です。

女性の話によると、娘婿(20代後半)の調査を依頼しに来たようです。

より詳しく話を聞いてみると、「典型的」な浮気調査の内容であることがわかり、僕はいつものように話を進めることにしました。

ゴリスケ
お話はよく分かりました。
娘さんは一か月前から夫とは別居しており、そのご実家、つまりお客様と同居をされているのですね。

娘さんはこの調査依頼についてご存じなのですか?

依頼者
ええ、娘に頼まれて今日は私が探偵事務所に来ましたので。

ゴリスケ
それならば話は早いですね。
娘さんの協力を得て、その旦那さんの行動パターンを入手できれば無駄なくピンポイントで調査が可能です。
調査料金を抑えることができますよ。

今娘さんは今どちらにいらっしゃるのですか?
娘さんからもお話を聞けると良いのですが。

依頼者
先程病院から戻ったと言っていましたので、今は私の家にいるはずです。

ゴリスケ
なるほど。
娘さんともお話がしたいのですが、失礼ですがご病気でしょうか?

依頼者
いえいえ、全く持って元気です。
ご安心ください。
PCRを受けただけですから、ピンピンしていますよ^^

依頼者からPCRと聞いて震えるゴリスケ

なんだか雲行きが怪しくなってきましたね。。。

ゴリスケ
いま、PCR検査とおっしゃいましたか?

依頼者
そうなんです。まったくお騒がせなことで、
実は娘の友達がコロナになってしまったのですよ。

それで、昨日保健所から連絡があって娘が「濃厚接触者」に認定されたっていうんです。

ですから今日は大事を取って、娘ではなく、私が代わりに探偵事務所にお邪魔した次第なんです。

ゴリスケ
・・・・・・なるほど。
確認なのですが、お客様はその娘さんと1か月ほど同居されているのですよね。

依頼者
ええそうです。でも心配しないでください。
今のところ、娘がコロナと認定されたわけではないので。
検査結果は明日にわかるそうですから、私は大丈夫です。

ゴリスケ
・・・・・・

依頼者
あれ? 何かまずかったですか? 問題ありますかね?

ゴリスケが絶句してしまったのを見て、この依頼者はようやく空気感の違いを感じ取ったようです。
自分が常識外れの行動をしていることに対して全く自覚症状がないのですね。

一方ゴリスケの「多覚症状」はひどく反応し、震えてしまうほどでした。

ゴリスケ
お客様。そのような状況ですと、仮に明日娘さんのPCRの結果が陽性だった場合、お客様も濃厚積極者に認定されるのは間違いありませんね・・・

依頼者
それはそうでしょうが、まだ娘がコロナと決まったわけではないので、わたくし的には問題とは思いませんでした。

「問題とは思いませんでした」って、このご時世でよく言えるなこのババア

ゴリスケ
お客様のおっしゃることもよくわかりますが、当社としても、このご時世ですので、コロナに感染している可能性のあるお客様はお招きすることができなかったのです。

恐縮ですが、そのような重要な情報は事前にいただきたかったです。

依頼者
おやまあ、まるで私がコロナに感染しているかのような言い分ではありませんか。
わたくしとしては、問題とは思わなかったからこうして足を運んでいるのですよ。

ゴリスケ
こんなにも、自分は悪くないと言われるとは思わなかったな。
誤算だった。
でも、早いとこ帰ってもらわないとまずいな・・・

ゴリスケ
お客様のおっしゃることはわかります。
ですが、当社としてもそのような経緯と状況をお伺いした以上はこれ以上ここでお客様とお話をすることができない規則になっております。

依頼者
・・・・・・

ゴリスケ
なぜなら、危機管理の観点から、少しでも感染のリスクを回避することで他のお客様や従業員の健康を守り、さらにはこの面談室の安全をも確保する義務があるからです。

もちろん、日頃の除菌作業は徹底しております。

依頼者
・・・・・・

ゴリスケ
もちろん、娘さんと客様の置かれた状況はご心配です。
分かりますよ。

しかし、当面はコロナの感染についての可能性をお考えになって、それが陰性であれば、その時に改めてお話を聞かせていただくことは可能でしょうか?

もちろん、その時はわたくしがお客様のお宅にでも近くのレストランへでも出向きますで、そのようにさせていただけないでしょうか?

お客様だって、もし娘さんが感染ということになれば、当面は調査の心配どころではなくなるはずですし、どうか今日のところはこのままお帰りになってください<(_ _)>

その後、この中年女性は

あーでもない、こーでもない。私は悪くない

なんてグダグダ言っていましたが、最後にはしぶしぶ言いながらも当事務所から出て行ってくれました。

最後のほうは、

「お客様のお身体が心配なのです!」

を連呼していましたよ僕は(笑)

そして、僕はこの依頼人に約束してもらいました。

それは、

「娘さんのPCR検査の結果が出たら、すぐに僕に連絡をくれること」

そして、僕はこの依頼者が帰った後、この面談室を徹底的に除菌しました。

僕1人だけで。

面談室という密室でこの依頼者と約2時間でしたからね。
僕が感染した可能性も考え、他の人との接触を極力避けるためです。

しかもこの依頼者は、話の最中で時折マスクを外すような仕草をしていたので、それを思い出して後からゾッとしました。

そうして、探偵事務所の同僚に事情を話し、最低限の業務引継ぎをした後、僕はすぐに家に帰りました。

ええ、それはもう、みんな嫌なモノを見るような顔で僕のことを見ていましたよ(笑)

これって僕のせいではないんだけどなぁ・・・。

常識のない依頼者はお客様ではない

お客様は神様だ、なーんて言葉もありますが、勘弁してください。

これは、とてもそんな風には思えない事案でした。

「ふざけんな! 常識はどこにいったんだよ!」

って話です。

何しろ、もしこの依頼者がコロナに感染しているとしたら、それは僕だけではなく、僕が接触したすべての社員やその家族、そしあて僕の家族にまで影響が及んでしまうのだから。

いうまでもなく、依頼者はお客様です。

でもこのコロナ禍においては、お互いに最低限のモラルを持ち合って、第一に相手のことを考えなければならないのではないでしょうか。

これまで僕はは、コロナの疑いがある人はが探偵事務所なんかには来ないと思っていましたが、これはそんな常識が覆される事件でした。

後日談について

この話には後日談があります。

この依頼人の娘はコロナだったのでしょうか。

それならば、この依頼人はどうだったのでしょう。

そして、ゴリスケはこの後どうなってしまうのでしょうか?

それについては後日談がありますので、次回の記事でお知らせします。

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