
落ちるとは?
みなさんはご存知でしょうか?
探偵業界では、張り込み中に自分の意志とは関係なく寝てしまうことを「落ちる」と表現します。
損なヤツいるの?
プロ失格じゃん!
って思うかもしれません。
でも、現場の探偵は長時間の張り込みや夜間の調査など、過酷な環境下での作業が多いため、寝落ちは日常的に起きうる現象なのです。
「寝落ち」
これは探偵にとってあってはならないことの代表格です。
新人探偵の失態!落ちてしまうパターン
探偵の中でも特に新人は、体力や精神力、経験が未熟なため、落ちることが多いといえます。
中には、「自分は大丈夫です!頑張ります」とか言っておいて、無断で落ちてしまうやヤツもいます。
このような行為は、調査対象者の出入りを見落としてしまいかねないもので、調査の大失敗を誘発します。
落ちる奴は、正直に言うと探偵を辞めてほしいですね。
頑張り屋=美徳とか言ってる場合ではないのです。
回復不可能な調査も多いので、嘘つきとは仕事はできません。
眠気との戦い!探偵たちが取る対策とは?
僕たち探偵は、落ちることを避けるために、さまざまな対策をとっています。
まずは、適度な運動(とにかくじっとしていないで動くこと)をすることで、眠気覚ましをすること。
また、カフェインを摂取することでも眠気をしのぐことができます。
さらに、携帯用の枕を持参したりして、車の中でも交代で快適に寝ることができるようにしておけば、自分が張り込み担当になる時間帯にもしっかりと備えることができます。
仮眠時の睡眠の質は探偵にとっては思いのほか重要なのです。
落ちた後の反省と再出発
もしも落ちてしまった場合、その探偵は反省し、二度と同じ過ちを犯さないように決意しつつ再出発することが大切です。
また、先輩探偵からアドバイスを受けることで、次回の調査に生かすことができます。
心身探偵は、落ちてしまったことで一時的にモチベーションが下がるかもしれませんが、そこから立ち上がって、自分自身を奮い立たせ、再び調査に取り組むことが、探偵としての成長に繋がるのです。
でも「落ちられた」相棒はもっとモチベーションが下がりますがねw
探偵業界は、一般的なビジネスとは違い、厳しい環境下での作業が求められます。
しかし、探偵たちはその中でも、睡魔との戦いや寝落ちの失敗から学び、常に成長を目指しています。
落ちても別日に取り返しの利く調査もありますが、そうでない場合、依頼者に対しては謝るだけでは済まされないケースもあります。
探偵は、睡魔とともにプレッシャーとも戦っているのです。

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