探偵の調査事例【後編】:イケメンがデブやブスな女性といる理由

世の中には実に不思議なことがあるものです。
今回の探偵ブログは、この調査ターゲットのようなイケメンがどうしてこんなブスで不細工なデブ(失礼)とデートしているのか。

ちょっとしたユーモアを交えつつ、実際の浮気例を挙げて探偵の調査テクニックをお伝えしていきます。

18時10分:【調査事例】108号室のドアが開き、調査対象が退室する

さて、調査ターゲットがラブホテルに入室してから5時間が経過した18時10分に、ようやく108号室のドアが開きターゲットの不倫カップルが出てきました。

調査ターゲットの夫と、その不倫相手の不細工なおでぶちゃん女性(失礼)が現れましたが、ちょっと様子が変ですね。

注目すべき点は2点あります。

参考までに前回の記事はこちら↓

見事にラブホテルの部屋から出る男女の素顔を撮影

まず第一に、不倫カップルはマスクをしていないので、この場面で初めて男女の素顔を撮影することができました。

ラブホテルの部屋から出る2人の男女の素顔。

まさに決定的瞬間ですね。良い探偵の仕事です。

僕も、経費をかけてラブホテルの部屋を使用してモニタリングした甲斐があったというものです。

依頼人も喜んでくれるでしょう。

【事例】酔っぱらっている不倫相手(女性)を車に押し込む男性ターゲット

第二に注目すべきは、ターゲットの男性が、不倫相手の女性に肩を貸すようにして歩行しています。

はい、女性が明らかに酔っぱらってますね。

しかも前述の通り、この女性はかなりのおデブちゃんなので、それを引きずるようにして運ぶ男性ターゲットに哀愁が漂っています(笑)

車まで運ぶ途中で女性が何度か座り込んでしまい、その度に男性ターゲットが担ぎ上げています。

ゴリスケ
うーん、大変そうだこりゃ

一体全体、こんな不細工でおデブちゃん(失礼)な女性のどこが良いのでしょうか?

イケメン男性がデブやブス(不細工)な女性とデートする理由

探偵としての20年以上の経験から申し上げると、イケメン男性がデブやブスな女性(失礼)とデートする理由として、以下の4つのパターンが挙げられます。

理由4パターン

  1. 結婚詐欺
  2. ひも
  3. デブ専
  4. ブス専

身もフタもないですね。。。

女性にとっては大変失礼な表現になり申し訳ありませんが、僕が探偵として見てきた事実ですから仕方がありません。

世の中にはそういったビジュアルの女性が好きなマニアックな男性が結構いて、そのような男性は意外とイケメンであることが多いのです。

本当は不細工が好きなのに、世間体を考えて容姿端麗な奥さんと結婚するも家庭はうまくいかずに、家庭外に不細工を求めるというわけですね。
なんともゆがんだ話でマニアックな例ですが。。。。

ただし、この男性ターゲットの属性はいまいち絞れません。
まず、1と2(結婚詐欺・ひも)ではないことは推測できます

なぜなら、男性ターゲットは既婚ですし、この女性に会う前に2万円の花束を購入していたから。

詐欺師であれば、詐欺のプランとしての花束であったとしても、そこまでの金額はかけないでしょう。

また、男性ターゲットは、この女性に会うために駅前で2時間待たされています。

その時の記事はこちら↓

どんな事情があったかは不明ですが、心底この女性を愛しているとみるべきでしょう。
ここまでは絞れました。

後はデブ専かブス専か・・・・・
女性はデブであり、ブスでもあるので、、、

ゴリスケ
個人的にはデブ専+ブス専の複合型マニアックと推測します!

でもこれ以上考えても仕方がありませんね(笑)
無益な推理は時間の無駄です。
しかも答えが出ても、誰も得をしないのですからww

さて、男性ターゲットがようやく女性を車の助手席側まで引きずってきましたが、、、

ダメですね。きっちり泥酔しています。

体もでかい(デブ)なので、泥酔者を助手席に入れるのは大層難しそうです。

やがて諦めると、後部席に無理やり押し込むようにして積み込みました。
荷物か(笑)

するとどういうわけか、男性はラブホテルの108号室のドアを開けて、再び中に入ります。
数秒後、男性は例の花束を持って車に乗り込みました。

ゴリスケ

もうええやん、その花束・・・

どうせ持って帰れないだろ、おでぶちゃん

18時15分:【事例】ラブホテルからターゲットの車が発進する

18時15分、ターゲットの車が発進しました。

男性ターゲットが酒を飲んだかどうかはわかりません。
もしかすると、ラブホテルに入る直前に購入した4人分の酒を全部女性が飲んだのかもしれません。
そうであってほしい。

だって、男性ターゲットが酒を飲んだら飲酒運転になるし、むしろ女性が1人で飲んだものと信じたいから。

探偵にとって、飲酒運転の調査ターゲットを尾行するのってすごく面倒くさいのですよ。

飲酒運転の調査ターゲットの例

例えば、

・異常に低速走行で慎重に走るやつ。
・異常にスピードを出すやつ。
・異常に蛇行運転するやつ。
・異常に車線変更を繰り返すやつ。
・異常に路上停車を繰り返すやつ。

どれも探偵からすると尾行しにくい異常行動なので、飲酒運転はやめていただきたいものです。
※当然、法律でも禁止されているのでヤメレ。

また、飲酒運転をしている調査ターゲットは警察の目をとても気にするので、運転中に周囲を気にすることが多いのです。
バックミラーやサイドミラーを異常に気にすることで、探偵車両の尾行も発覚しやすくなるのが実は厄介です。

さて、そんなことを考えながら尾行をしていましたが、ターゲットの運転はまともなようなので飲酒運転ではないように思います。

女性と待ち合わせをした千葉県内の駅の近くを通りましたが、駅には寄りません。
そりゃそうでしょう。相手女性のコンディションを考えると電車には乗れないでしょう。
当然、家の近くまで送り届けてあげるものと推測されます。

食事するコンディションでもなさそうだしね(笑)

19時:【事例】調査対象の車がコンビニの駐車場に駐車

千葉県内のとある住宅地のコンビニの駐車場に駐車しました。

男性ターゲットが降りて、後部席のドアを開けますが、女性は一向に車から降りてきません。
何度か体を揺さぶっているようですが、女性の反応はなく泥酔状態で眠っているようです。

ゴリスケ

そんなに揺さぶっちゃだめだよ・・・・・・

あっ!!??

やがて男性ターゲットは、1人でコンビニの店内に入っていきました。

新米探偵
ゴリスケさん、店内の様子を見に行きましょうか?

ゴリスケ
いや、ゲロの処理だからやめておけ。見るとつらい。
車で待機しよう。

男性ターゲットに揺すられた女性は、より気分が悪くなったのでしょう。

ターゲットの車の後部座席に戻してしまったようで、ターゲットはティッシュで掃除したゲロを持ち出してコンビニ店内を3往復しました。

世の中にはいろんなマニアがいるものですが、男性の表情を見る限り、ゲロマニアではないようです。
険しいその表情が、それを物語っています。

コンビニからしても偉い迷惑ですね。
このコロナ禍で、ゲロの運搬をする客を合法的に拒否する法律はないものでしょうか?

男性ターゲットは、女性をここで降ろすことはあきらめたのでしょう。
最後に男性は車に戻ると自慢の真っ赤なスポーツカーを走らせました。

これ以上ゲロまみれになる前に。
ゴリスケは、男性の強い眼差しを見て、そのように解釈しました。

そして、調査の終盤であることを確信したのです。
別れの時は近い。

19時20分:【事例】調査の大詰めで探偵に嫌な予感が・・・

ターゲットの車は、コンビニを出ると住宅地の路地を右左折し、ある路上に停車しました。
周辺に人影はありません。後方には探偵の車両のみです。

ほどなく運転席から降りた男性ターゲットは、後部席のドアを開けると社内の女性を引きずり出しました。
そう、僕には文字通り、引きずり出したように見えたのです。

そして、この後起こることに対して、とても嫌な予感が僕の脳裏をよぎりました。

次回の記事はこちら↓ 次回で完結です!

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