
今回は、コロナ禍で探偵業界に吹いた逆風の中でも「実はちょっとした追い風」もあるんだぜって話をお伝えします。
必要経費で飯を食う探偵が増加
前回の記事で、マスク着用によって調査対象者の特定(顔の確認)が難しくなっている調査業界の現状についてお伝えしました。
当たり前ですが、調査対象者や関係者が誰も彼もマスクを着用しているので、徒歩での調査の場合、初見で対象者を特定することが困難になったのです。
だって顔の半分が見えないんだもの。。。。
そんな中、朝から調査対象者の自宅で調査をすることによって、ターゲットの特定とその後の追跡を行っているというのが探偵業界の現状で、
調査員の調査時間や拘束時間は、残念ながらコロナ禍前より格段に増えてしまいました。
はっきり言って厳しいです。調査員は家に帰れる日も減っちゃいましたし、それでいて給料が増えるわけでもないですし。
だって、コロナ禍によって、探偵業界の売り上げが減っているのは間違いないですからね。
うちの探偵事務所も本当に厳しい状況が続いてますよ、本年は(´;ω;`)
じゃあ、「何が追い風なんだよ」って話ですが、、、
それは必要経費で飯が食えるようになったってことです。
はい、これに尽きます。
なんでそうなるの、って言われそうですがこれに対して回答します。
探偵は高級レストランでも入るぜ
あのね。本音を言えば、対象には高級レストランとかに入ってほしいな。
なんでかというと、探偵も高級なメシにありつけるから←悪い奴だね。
例えば、調査対象者の夫と、浮気相手の女性がレストランに入った場合、2人の顔写真を撮影できるのは、レストランや居酒屋の中しかありませんよ。
はい、このコロナ禍のご時世、どこに行ったって調査ターゲット達はマスクをしていますから!!
駅やデパートとかの待ち合わせ場所であっても、お互い9分9厘マスクしてますから、浮気相手の女性がどんな顔してるのかなんてわからん!
顔の半分が隠されれる状態ですからね。
これははっきり言って、探偵業界にとっても異常事態です。
花粉症や風邪を引いた対象者でもない限り、以前はマスクをしているなんてことはなかったですから。
だから相手の顔写真もどこでも撮り放題でしたが、時代はコロナ禍になり、マスクをしているのが当たり前になっちゃったんだもの。
まさか、探偵がマスクを引っぺがして無理やり顔写真を撮影するなんでことできないからね。。。
「探偵が調査中に経費で飲み食いしてんじゃねーぞ」って聞こえてきそーだけど、依頼人は浮気相手の顔写真って欲しいよね。このご時世、顔写真取れるのって飯食ってる時か酒飲んでるときだけだけ。飲み食いしたいから店に入ってるわけじないんだよ探偵は。そこんとこよろしく→ごちそうさまです。
— 探偵ゴリスケ【尾行の帝王】 (@tantei_gorilla) June 10, 2021
依頼人は浮気相手の顔を見たいのが人情
依頼人は浮気相手の女の写真を見たいよね。
そりゃそうだ。
どんな女と浮気してんのか顔を見てみたいと思うのが人情だからね。
頼んだ探偵が、マスクしている写真しかとれなかったらどう思います?
がっかりするでしょ?
だから調査員は唯一のチャンスである食事の最中に撮影を行うのです。
それにはその店に一緒に入るしかないでしょ?
だから探偵が飯を食うのは必要不可欠な経費なのです( ´∀` )
たまたま、高級レストランとか高級なバーとかに調査対象者が行ったからといって、その必要経費が数万とか十数万とかってなったとしても、それは調査ターゲット達が悪いのであっって、探偵のせいではないのです( ´∀` )
ごちそうさまです!
依頼人には常に感謝しています( ´∀` )
裁判になっても浮気相手の顔写真は重要
また、不貞による離婚調停とか離婚裁判になった場合、調査報告書と内容の写真は絶対的な効果を発揮するものです。
その報告書の内容がマスクの写真ばかりで、相手女性に言い逃れされたらどうするんですか?
「その写真の女性は私ではありません」
なーんてね。
そんな反証されたら頭に来ますよね。
探偵は、そのような言い逃れをされないためにも、
また、依頼者が相手の女性の顔を見たいという希望を満たすためにもできる限りのことをします。
そう、探偵はメシを食うのです。
高級なメシも、そうでない飯も食います。
調査対象者が居酒屋に行けば警戒されないように酒だって飲みます。
酒を飲みたいから飲むのではなく、居酒屋で酒を飲まないことで不審がられないように、対象や店員にに警戒されないように酒を飲むのです。
勘違いしないでください!
(ゴリ助はお酒が大好きです( ´∀` )エヘッ
コロナ禍でも浮気相手は飯を食う
でもこれは本当のことです。。
本年4月に発令された緊急事態宣言以降、世間ではマスクをしていないこと=悪人と判断するようになりました。
だから、探偵の対象者がマスクをしていないときは飯を食っているときや酒を飲んでいるときしかなくなってしまったのです!
しかもレストランに入ったって、すぐにマスクは外しませんよ。
食事が目の前にきてようやくマスクを外すのです。
食ったらすぐにマスクを着用しますしね。
ですから、探偵が対象の顔写真撮影できるのは食事中しかなくなってしまったのです。
コロナ禍によって探偵が大義名分をもって食事代を請求できるようになりました。
コロナ以前は、基本的に食事代なんて依頼人に請求することはありませんでした。少なくとも当探偵事務所はそうでした。
でも今はその経費は絶対的に必要で、依頼人も納得してくれます。
ちゃんと写真が撮影できればね。
コロナ禍による探偵業界唯一の特典
今回お伝えしたかったのは、
「コロナ禍によって探偵のメシが必要経費になった」
これが唯一の特典だということです。
もしかすると、今回の記事で気を悪くした方がいるかもしれません。
コロナ禍を理由に経費で飯を食うなんて不謹慎だと。
気持ちはわかります。
もし不快な気分にさせてしまったとしたら本当にすみませんでした。
でもね。強がってるだけで本当は全然嬉しくなんてないんですよ。
コロナ禍により探偵業界、探偵会社の売り上げ自体が急激に減少していますから。。。
月給が下がった調査員も星の数ほどいるでしょう。
ゴリ助の会社も同じです。
ですから、今後の明るい展望を期待してこのような記事を書いてみました。
「なるほど、探偵もコロナ禍で大変なんだな」って笑い飛ばしてもらえると幸いです。
わたくし探偵ゴリ助は、日頃メシを食う楽しみを心に抱きつつ、最高の調査を目指して今後も精進してまいります!
コロナには負けんぞ!!
ゴリ助
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