【探偵視点】コロナ禍でラブホテル直行|会ってすぐ不貞現場に

率直に言って、コロナ禍で実施する浮気調査において、不倫カップルがラブホテルに直行する確率が高まっていると感じています。

今回の探偵ブログは、そんな話となります。

ゴリ助は探偵として20年以上もこの業界に身を置き、あらゆる浮気調査を手掛けた来ましたが、ここ1年はとにかくラブホテルが盛況に感じます。

しかも、対象者のラブホテルの利用頻度が高い!

また、不倫相手と会ってからすぐラブホテルに直行というケースが多発しています。

なぜ?

これには理由があります。

緊急事態宣言(コロナ禍)で行くとこがないからラブホテルに行く

結論としては、
デートで行くところがないからラブホテルに行くということになります。

身もフタもないようですが、

例えばデートスポットのテーマパークが入場制限をしていたり、居酒屋等の飲食店が時短営業をしていたり営業停止していることにより、そもそも観光地やデートスポットに行けないという事情があります。

また、それを押してわざわざ人ごみに出かけてコロナへの感染リスクを取る不倫カップルが少ない、というのが理由ですね。

感染リスクを極力避ける。
でもやることはやりたい。

そうなるとラブホテルは格好のデートスポットになります。

探偵からするとそれは直球で、非常にわかりやすいので歓迎です。

通常はデートスポットとかを日中に尾行しまくって、夜とかの終盤に行きつく場所がラブホテルですから、その場合はまさに変化球(遠回り)で、従来の不倫カップルのデートは探偵からすると煩わしいです。

でも不倫カップルたちは、コロナ禍で通常のデートを省く理由があることで、余計な工程(ラブホへの遠回り)を正々堂々と省いてラブホテルに直行できるのですね。

不貞の証拠は取りやすいから良いのですが、探偵にとって難点もあります。

ラブホテル直行で、調査対象者たちのツーショット写真が少なくなる

これは仕方がないことなのですが、
不倫相手と会ってからすぐにラブホテルに直行されてしまうと、ツーショットの映像が物理的に少なくなります。

デートスポットに行かない分、カップルはラブホテルのフリータイムを利用するケースが多いですから、ラブホテルに在際する時間はデートのツーショット映像が取れないことになり、調査報告書に記載する不倫カップルの写真が減ってしまいます。

さらに悪いことに、対象者が車を利用する場合、ツーショットの撮影はさらに極端に少なくなります。

調査対象者の顔写真が撮影できない

これもまた仕方がないことなのですが、
この時期の調査対象者は、ラブホテルに入る前と出た後は十中八九マスクをしているので顔写真が撮影できません。

撮影できる映像としては、マスクをしている顔写真になってしまいます。

依頼人からすると相手(例えば夫の不倫相手)の顔を見たいというのが人情です。

しかも証拠能力としても、不倫相手に言い逃れされないためにはマスクを着用していない写真のほうが良いのは言うまでもありません。

コロナ禍においても、食事中には当然マスクを外すものです。

レストラン等に出かけてくれれば、探偵にその撮影チャンスはありますが、コロナを警戒して不倫カップルの外食も減少傾向にあります。

ラブホテルに入る前にコンビニで弁当を購入してラブホテルに持ち込む、なーんてケースが多くなっているのです。

こうなると探偵泣かせです。

ラブホテルに入った当日は顔の決定的な撮影ができず、後日の調査で顔の撮影を行うためだけに追加の調査を行うこともあります。

しかしその調査を行ったとしても、その対象者(例えば不倫相手)がマスクを調査中に外す保証はなく、尾行中に飲食店に行くかどうかはやってみないとわからないので非常にやっかいな問題です。

とは言え、探偵としては正当な理由で相手の顔写真(マスクのない写真)が取れないことが理由となり、

後日の追加調査を承ることができるケースもチラホラあり、探偵の売上的にはありがたいことです。

ただし、依頼者にとっては良くないことでもあります。

まとめ

 
  • コロナ禍によりデートスポットが少なく、ラブホテルに直行する不倫カップルが多い。
  • 探偵にとっては不貞の証拠が取りやすく、不貞の確率もコロナ前に比べ上昇している。
  • ラブホテル直行は、不倫カップルのデート写真が少なくなってしまうのが難点。
  • ラブホテル外での食事がない場合、相手の顔写真(マスクをしていない顔)が撮影できない。
  • 後日顔写真を撮影する調査をする場合、探偵の売上は上がるが、依頼者のコストは高まる。
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