
こんにちは。探偵のゴリスケです。
今日の探偵ブログは「探偵が尾行相手として嫌う車」という話です。
最後には探偵が尾行用によく使う車についても暴露します。
探偵が「尾行相手として嫌う車」」はプリウス
さていきなり結論ですが、
探偵が「尾行相手として嫌う車はプリウス」です。
どうして?
それは「プリウスが街中にあふれているから」にほかなりません。
特に10年ほど前はそれが顕著でしたね。
町中を縦横無尽にプリウスが走行していたような記憶です。
でも、なぜプリウスが町中にあふれていると探偵は困るのでしょうか?
探偵は尾行中に車間距離をとって間に一般車両を挟む
ここで探偵が車尾行をする際の車間距離についてお話します。
探偵は調査対象者の車を尾行する際には、ある程度の距離を取って後方から追尾するのが原則です。
例えば対象者が「黒いプリウス」に乗って走行する場合、探偵の車が真後ろで尾行することは稀で間に1台や2台の一般走行車両(障害物)を挟んで尾行するのです。
調査ターゲットからなるべく見られないように

探偵の車両を尾行相手から見られにくくするためですね。
でも、気づかれないように距離と取ることで一般の走行車両を間に挟みすぎてしまうケースがあります。
挟みすぎる他の原因としては「信号の流れや他の交通状況の影響」もありますし、対象車両がスピードを出すケースではなおさら探偵との距離を離されてしまいがちです。
そんな時にターゲットの車と探偵の車との間に5台~10台ほどの一般走行車両が入っているときがあり、この時に非常に見間違えが発生しやすいのです。
さて、ターゲットの「黒いプリウス」ですが、
問題なのは、この車種と色が街中に溢れすぎているということです。
これが探偵泣かせです。
「どれが対象車両かわからなくなってしまう」ことがあるんです。
例えば、間に他の車がたくさん入ってしまった尾行中に、遠目で「それらしきプリウスが左折」するのは何とか確認できたもののナンバーは見えない。
こんなことはザラにあります。
ターゲットはこの車だと判断して探偵の車が左折して追いかけてみると黒いプリウスではあるものの全く別ナンバーの車だった......
時すでに遅し、
「ターゲットの車は直進していただけ」
ということが後からわかるのです。

探偵にとって、プリウス=憎い車だ。燃費が良く、性能も優れているという点で多くの消費者に購入された結果、街中にあふれることになり、探偵泣かせな車になってしまったのだ。溢れているがゆえに探偵の尾行中に見間違いが発生しやすい。遠目で尾行していたら違うプリウスを追っていた・・・ってことが
— 探偵ゴリスケ【尾行の帝王】 (@tantei_gorilla) June 20, 2021
燃費が良く静音性等が優れているという点で多くの消費者に購入された結果、街中にあふれることになり探偵泣かせな車になってしまったのです。
プリウスの人気色は驚くことに
ある販売データによるとプリウスの人気色としては、
アティチュードブラックマイカ(いわゆる「ブラック」)
※全体の約50パーセント(今回ご紹介した探偵泣かせな車です)
2位
ホワイトパールクリスタルシャイン(いわゆる「ホワイト」)
※全体の約28パーセント

本当にこの車種と色は探偵にとっては厄介です。
敵にすると厄介だが、味方にすると使いやすい車
でも不思議なものですよ。
尾行相手としては厄介な車プリウス。街中にあふれている車。
あれっ?

そう、それに気づいた方は非常に鋭いです!
どこでも見かけるような車は、
調査対象者からすると目に留まりにくい
ってことなんですよね。
敵にすると厄介だが味方にすると使いやすい車=プリウス。
だから、ぶっちゃけますが、
「プリウスの黒とか白」を選んで尾行車両として使っている探偵がとても多い・・・・・・
ということは内緒ですよw
みなさん、自分の車の後方を走行するプリウスがいたら、
それはもしかすると「探偵」かもしれませんよ......
本日も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。