尾行は調査対象にバレないように|バレると挽回は超困難

こんにちは。現役探偵のゴリスケです。
今日の探偵ブログは、「尾行は調査対象にバレないように|バレると挽回は超困難」というテーマでサクッとお伝えします。

「何を当たり前のことをって言っているのか」と言われそうですが、実はこれは当たり前のようで当たり前ではないのです。

尾行は調査対象にバレないように|バレると挽回は超困難

探偵は、調査対象者にバレないことを何よりも優先して調査を遂行します。

調査対象者に張り込みや尾行がバレてしまっては、依頼者はわざわざ高い調査料金を支払って探偵に依頼をする意味がないですよね。

でも、探偵社によってはバレてもいいから「その日の調査の尾行を優先して対象者を追い込んでしまう」」というケースもあるのです。

結論、これは非常に良くないです。

なぜなら、調査対象者に張り込みや尾行が気づかれてしまった場合、次回の調査を行っても挽回が困難だからです。

これは探偵業界では当たり前なのですが、一度気づかれた調査対象を別の日に調査するのは「超大変かつ超困難」ということです。

調査員の労力が大変なのはもちろん、調査員の人数や調査が成功するまでの時間と日数がいたずらに増えることによって、依頼人の負担も増大します。
※心的負担と金銭的負担のダブルパンチです。

探偵が気づかれる=依頼人の負担となるので、良い探偵はその日の調査で諦めて次回に望みを託すという選択を上手に実行できます。

では、なぜすべての探偵社が、このような当たり前の判断をできないのでしょうか?

予算の少ない依頼者はモメやすく、探偵は気づかれやすい

予算の少ない依頼者はモメやすい。
これは大変失礼な言い方になってしまうのですが事実です。

そして、調査が一発勝負になりがちなので、探偵は気づかれやすくもなります。

さて、「1日の調査しか依頼することができない」という低予算の依頼者がいます。

残念ながら、探偵がその調査を行うとトラブルが発生しやすいです。
なぜならば、依頼人からすると「なけなしの1日の調査」に的を絞るために、調査対象者に根掘り葉掘り聞きこんでしまうから。
それが理由で、調査対象者が非常に警戒してしまうのです。

例えば夫の浮気調査で、妻が夫に対して「怪しい日のことを詮索」してしまうのですね。

・どこに行くの?
・何時に家を出るの?
・車を使うの?
・駅はどの路線を使うの?
・帰りの時間は?

みたいな感じで、

ゴリスケ
まるで尋問か?

って感じで、いつもなら尋ねないようなことを聞き込みしてしまうのですね......
気持ちはわかりますが、これにより探偵にとっては非常にやりづらい状況が出来上がります。

実際に張り込みや尾行をしてみると、浮気夫は出だしから超警戒していることが多いのです。

浮気夫
妻は探偵でも頼んだんじゃないか?

って思うのですね。

問題なのは、ここで冒頭のように、調査の中止を決断できるかどうか。
それが良い探偵社の見極め方にもつながります。
わかりやすく言えば、以下の通りです。

依頼者の過失とはいえ、尋常ではない対象者の警戒状況の場合、

・調査を中止=良い探偵。

・クレームを回避するため、無理やり継続=悪い探偵

ではなぜ悪い探偵は、無理やり調査を継続してしまうのでしょうか?

その理由ですが、探偵の調査料金は時間制であることが多く、

ゴリスケ
・一定の時間(例えば5時間とか)を調査しなければ、その残った時間について返金(未払い)が生じる可能性がある。
・対象者を追い切れなかったことにより依頼人から追及を受け、クレームで返金(未払い)になる可能性がある。

この2点の返金(未払い)を回避するため、無理にでも調査を継続してしまい、調査対象者に気づかれてしまうのですね。
冒頭にもお伝えした通り、調査対象者探偵が気づかれた場合、次回の調査で挽回するのは超困難です。

調査員の労力が大変なのはもちろん、調査員の人数や調査が成功するまでの時間と日数がいたずらに増えることによって、結局は依頼人の負担も増大します。
※心的負担と金銭的負担のダブルパンチです。

探偵が気づかれる=依頼人の負担となるので、良い探偵はその日の調査で諦めて次回に望みを託すという選択を上手に実行できます。

ということで、絶対にお金を返金したくないという下心が探偵には発生しやすいので、依頼人の為というよりも探偵自身のために無理な尾行を継続してしまいがちなのです。
これって怖い話ですよね。

このような事態を避けるためには、依頼人の冷静な判断が必要になります。

  【依頼者の冷静な判断】
1.先の例のように、配偶者に対する「詮索」は控え、いつも通りにふるまい、調査対象者を泳がせるという広い心を持つこと。

2.1日だけの調査に固執せず、まとまった調査日数で探偵と契約すること。

でも、「2」に関しては、依頼者が支払う調査費用が増えることなので、なかなか難しい問題です。

でも、経験上言えますが、

ゴリスケ
予算に余裕がある依頼者のほうが、調査の成功確率は格段に高いです(例えば3日以上の調査枠がある→残り2日で挽回できる)。

逆に予算の少ない1日だけの調査の場合、調査の成功確率は低くなり、探偵が気づかれてしまう可能性は高まります。

事実とはいえ、とても皮肉な結果ですね。
本日も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

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