
探偵は尾行や張り込みを調査対象者に気づかれないように細心の注意を払っています。
しかし、依頼者側の原因により調査対象者に気づかれてしまうこともあり、そんな時は調査の進行や結果に影響を与える可能性があります。
本記事では、依頼者が夫の服装を撮影したことで起きたトラブルについて、探偵並びにその依頼者が気をつけるべきことについて考えていきます。
妻が夫の服装を撮影した理由
依頼者である妻は、夫が浮気をしている可能性があるという疑いを持ち、探偵に浮気調査を依頼しました。
しかし、調査が円滑に進むように夫の当日朝の服装を探偵に伝える必要があったため、妻は良かれと思って夫の服装を撮影したのです。
探偵業界では、調査の進行をスムーズにするために、依頼者から情報や写真などの提供を受けることがあります。
この撮影時に問題が発生しました。
撮影された夫の反応
夫が玄関で靴を履いている時、スマホカメラのシャッター音が鳴り響きました。
妻が夫の服装を撮影したのです。
夫は当然ながら驚き、怒りを露わにしました。
「なに写真とっとんじゃ!」と言われた妻は、「だって、あなたが好きだからぁー!」と返答しました。
そう言われた夫は少し考えてから軽く頷き自宅を後にしたそうです。怪訝そうな様子でw
※そりゃそうなるわな~。
このような出来事が起きたことで、今後の探偵の調査が妨げられる可能性は大いにあります。
実際に、この日の夫(対象者)の警戒度合いは身を見張るものがありました💦
おそらく、妻が探偵を頼んだということが妻の写真撮影により勘づかれたのだと思います。
尾行してくる人がいるのかどうかを確かめるようなそぶりが多かったです。
この事件を回避するために
この事件は、依頼者が調査をやりやすくするために、調査対象者である夫の当日の服装を撮影したことが原因で起きました。
探偵にとって服装の撮影と提供はありがたい事ですが、気づかれてしまっては元も子もありません。
探偵は依頼者に対して十分な事前説明と、依頼者が無理を控えるように注意喚起する必要があります。
撮影については特に、秘密裏に実施できる依頼者と相手に気づかれるタイプの不器用な人がいるため、慎重さが求められます。
過去の事案として、「撮影を気づかれた依頼者がいる」と話してて釘を刺すのもよいでしょう。