
【探偵に向いている人にある特徴は?】
今回は「探偵に向いている人はどんな人なのか」ということについてお伝えしていきます。
以下の12の特徴に数多く当てはまる人は、探偵業界で調査員として活躍できる可能性が高いでしょう。
具体的には、8項目以上に当てはまる人は探偵の適性があると言えます。
そんなあなたはぜひ探偵を目指してください。僕も応援します!
なお、現状8項目に満たない人でも探偵としての訓練や生活習慣の改善、マインドセットにより探偵としての資質を開花できる可能性もあります。
探偵に夢を追い求めている人はあまり悲観的にならないようにしましょう。
でも、現状5項目以上に当てはらまらない人は探偵になることを諦めたほうがよいと思われます。
結局あなた自身が後で相当辛い思いをすることになるのは目に見えていますから。
1 平凡なサラリーマン生活は嫌だと思う
サラリーマンを悪く言うわけではありませんが、毎日決まった時間に出勤し決まりきった事務仕事をこなし決まった時間に退勤する。
このような一般的サラリーマンのようにはなりたくはないと言う人は実は結構多く、僕も若い頃はそのように感じていました。
僕の場合はただ単に生意気だったのかもしれませんが、そのような考えがある人には探偵はうってつけかもそれません。
何しろ探偵の毎日の仕事時間は「てんでバラバラ」で調査対象者次第なので仕事内容も毎日変化し、扱うターゲットもほぼ毎日変わるので新しい人間の行動を観察するのが新鮮です。
また日々新たな発見も多く、そんな点では退屈はしないので楽しく感じるでしょう。
2 休みや睡眠を重視しない
うーん、これを重視しない人はあまりいないかもしれませんが、あなたが休みや睡眠を重視しないのであれば調査員として大いに見込みがあります。
大抵の探偵志願者はこのポイントで挫折して探偵業界から去ります。
休みは週2回は欲しい
連休は月に3回は欲しい
あとで絶対後悔しますから時間の無駄です。
正直新人を指導する探偵も時間の無駄になります。
探偵の調査内容は全てが調査対象者次第ですから、相手がアクティブであればそのアクティブに合わせるしかありません。
相手が寝ないターゲットであれば、それも合わせるしかないのです。
あなたはどこまでもターゲットの行動を捉えて離さない探偵として、相手よりも少ない休みと睡眠時間となるでしょう。
探偵の現実はこんなもんです。
3 人間観察が好き
探偵の楽しいところがこれです。
人間観察。
調査員のダーゲットになる人は後ろめたいことがある人が多いので、そんな人を調査すれば楽く感じる現場が多くなるのはある意味当然かもしれません。
妻の浮気調査とか。
会社従業員の素行とか。
素行不良の子供の行動とか。
尾行中に予測できる行動も多いですが、ベテラン調査員でも驚いてしまうような予測不可能な調査現場は数多くあります。
マジかよ。。。こんな場所で浮気相手と会うか普通?(断崖絶壁)
なんで夜中にこんな場所に来て一人でお祈りしてるの!? 怖っ!っとか(宗教がらみ)
依頼人には申し訳ないですが、そんなターゲットの裏の顔を観察できる探偵はとても面白いと思います。
4スリルを求めている
調査対象者は後ろめたいことがある人が多く、探偵の尾行中も警戒していることが多いのですが、我々探偵はそんな警戒心が強いターゲットよりも上手でなければ務まりません。
尾行調査で結果を出すことと、その相手に気づかれてしまうことは実は紙一重でありスリリングなのは言うまでもありません。
スパイ映画ではないですが、そんなドキドキ感は普通の仕事をしている人には味わえないものであり、これは探偵の醍醐味といって良いでしょう。
心臓の悪い方はよした方が良いです。
実際、極めて警戒しているターゲットに調査員が話しかけられてしまうこともありますので......
5 度胸がある
4のスリルにも通じるところがあるのですが、極度に警戒している調査ターゲットに話しかけられてしまうことはあり得ることです。
正直に言えば、探偵として誰もが通る道であると言えます。
浮気夫「俺のことつけてただろコノヤロウ」
探偵「なんだとコノヤロウ! 俺に言いがかりつけてんのかコラ! やんのかコラッ!」
と反論できるようでなければいけません。
ちょっと大袈裟に聞こえるかもしれませんが、尾行していることを認めることは探偵失格です。
あくまでも否定、ケンカしてでも否定することでターゲットが、
「アレ? もしかして俺の勘違いだったのかな?」
と思うくらいでなければ務まりません。
上手くごまかせれば依頼者のためにもありますし、後日再調査をすることも可能です。
探偵の調査であることを絶対に認めない度胸が必要。
また、尾行をするということはそもそも度胸がないと務まらないものでもあります。
ですから、調査員には「どんな場面でもポーカーフェイス」でいられることが求められます。
ビクビクしながら張り込みや尾行をしている調査員なんてすぐに相手に気づかれちゃいますよ!挙動不審で。
探偵には度胸が必須です。
5 運転がうまい
これはわかりますよね。
車の尾行は車の運転がうまくなければ務まりません。
相手よりも数段上手くなければ、その車を追跡することなどできないのだから。
車のスピードを出せばいいとかそんな単純なことではなく、スピードの緩急とかスムーズな車線変更とかカーブや路地右左折時のアクセルワークだとか車間距離の取り方なんかの運転技術のことです。
車で尾行することが苦手な探偵も多くいますが、残念ながら出世は難しいでしょう。
なぜなら車の尾行は「調査員としての花形」なのでこれが上手な探偵はそれこそ猛スピードで出世しがちです。
バイク調査員はなおさら貴重です。
どこの世界であっても、普通の人にできないことができる人材が重宝されるものです。
この点は探偵業界も同じ。
車の尾行が上手い探偵は常に一目置かれる存在です。
※ただ自転車や歩行専門の探偵もいますので、あまりがっかりしすぎないようにしましょう。
車の尾行が上手いこと=探偵としての必須項目とまではいえませんので。
6 目が良い
あなたの目がよくて「視力が2.0以上ある」人であれば探偵としては究極の理想です。
張り込み時に人よりも遠く離れた距離でターゲットを認識できるのですから。
ターゲットよりも目が良いわけですから、遠距離からでもあなたの方が先にターゲットを認識できます。
これは探偵としては非常に優れたな利点です。
ターゲットに気づかれにくく、かつターゲットに見られにくいアクションを常に起せます。
逆にもしあなたの目が極度に悪かったとすれば、ターゲットの自宅や勤務先などの至近距離で張り込みをかけざるを得ない場面が多くなります。
そして、あなたの張り込みや初動の尾行は失敗する確率が高くなるでしょう。
もちろんターゲットを見逃す可能性も高まりますし、最悪の場合、ターゲットに気づかれて話しかけられてしまうこともあります。
一方、視力が良いターゲットは非常に厄介で調査員泣かせな存在です。
認知力に長けることで警戒心が高い人も多く、調査の難易度がそれだけで上がってしまいます。
よって、あなたが目の良い人であればそれだけで探偵としては十分に価値があります。
いまはレーシック手術とかで視力の改善が行える時代ですから、探偵が視力を改善する手段がありますが、天然で視力が良い探偵は身体能力の面だけでも貴重です。
後半の6項目
さて、ここまでは前半。
探偵に向いている人の特徴として12項目の内6項目を挙げましたが、以下にはその続きの6項目を挙げて解説していきます。
合計で8項目以上に当てはまる人は探偵の適性があると言えるでしょう。
なお、現状8項目に満たない人でも、調査員としての訓練や生活習慣の改善、マインドセットにより探偵としての資質を開花できる可能性もあります。
探偵事務所に夢を追い求めている人は、あまり悲観的にならないようにしましょう。
ただし、現状5項目以上に当てはらまらない人は探偵になることを諦めたほうがよいでしょう。
結局あなた自身が相当辛い思いをすることになるのは目に見えていますから。
また、新人研修をする先輩調査員の労力も無駄になります。
ですから先走る前に、この記事でまず探偵としてのご自身の適性を測ってみてください。
それでは探偵に向いている人の特徴をさらに挙げていきます。
7 誰とでもコミュニケーションがとれる
探偵は一人では成り立ちません。
普通は一つの調査現場において2~4人程度のチームを組成し、協調しながらその調査に当たります。
そのチームも日によってはメンバーが抜けたり違うメンバーが入ったりするので常に同じメンバーというわけにはいきません。
その日のチーム内のコミュニケーションがうまくいかないと連携で失敗したりします。
たとえ馬が合わない調査員がいたとしても仕事は仕事として連携する必要があります。
8 団体行動(大人数のグループ行動)が嫌い
これは上の7に相反すると思うかもしれませんが先述の通り、多くても4人程度のチーム行動となるので大人数での会議や行動はなくグループ行動が苦手な人も大丈夫です。
しかも、調査員同士が一緒になって張り込む場合は少なく、大抵は別の場所で張り込んだり一方は別の場所で待機するケースが多く、単独でいられることから結構気楽な面が多いです(無線や電話等の連絡は必要です)
実際、大人数での会議やグループプロジェクトなどが本当に嫌いだったので転職し探偵になった人も多く、ゴリスケの印象では団体行動が苦手な探偵が多いのが面白いところです。
団体行動が苦手=探偵向きといっていいでしょう。
9 太りすぎておらず清潔
これはわかりますよね。あまりにも太っている人はそれだけで目立ちます。
探偵とは目立たないことが美徳なのです。
例えば相当太っている人が近所で立って張り込んでいたらすぐに目につきますよね?
すごく太っている人が車に乗っていても目立ちます。
尾行中でも目立つし、一緒にエレベーターに乗っても目立ちすぎます、、、
太っているということは、残念ながら調査員としては致命的です。
かつて何人かの巨漢探偵を見てきましたが、現状誰も業界に残っていません。
当たり前ですよね。探偵として活躍する場面がないのですから。
不潔な装いの人も常に目立ちます。
そうでしょ? 不潔な服装、髪型、肌つや、雰囲気、におい。
どういうわけか、不潔な人は本当に目につきやすくなりますよね。
人々が眉をひそめたくなるような不潔さは一目で調査ターゲットの印象に残り、のちの尾行や張り込みに影響を与えてしまうのです。
10 撮影機材等のメカが好き
探偵が使う機材は日々進化していきます。
小型カメラ、高性能望遠レンズ、特殊暗視カメラ、各種GPSなど......
これら機材が好きな人はそれだけで貴重です。
好きなこと=詳しくなる=使いこなせる=調査の成功確率が上がる!
上記の正のスパイラルをもたらすでしょう。
逆に探偵必須の機材をうまく使いこなせない人は調査員としては頭打ちになります。
だって、機材を使いこなせないと張り込みや尾行で失敗することになるから。
だから探偵は最新機材を徹底的に使いこなせなければならないのです。
昔は凄腕探偵だったのに時代の変化で機材についていけなくなり、勉強もおろそかにし平凡な探偵、いやヘボ探偵になった先輩の姿を見ると本当に残念で悲しくなります。
探偵は機械音痴では済まされないところがあります。
11 独り身でありたい
腕のいい探偵は独身が多いですね。
正確に言うと、「独身になっちゃった」と言えるでしょう。
探偵という職業のあまりにも不規則な業務実態と出張の多さ、休みの取れなさ等によって家庭が崩壊するケースが多く見受けられます。
奥さん(配偶者)がまいっちゃうんですよね。
そりゃそうでしょう。ダンナが四六時中家にいないんですから。
探偵でも家庭がうまくいっている人もいますが、それには奥さんの忍耐と理解が不可欠です。
うーん、うまくいってるケースは稀といっていいでしょう。
あなたが探偵になる前に強く言っておきたいことですが、家庭を一番に考えている人は探偵になってはいけません。
探偵という職業にすべてをささげる覚悟がなければ、依頼者に報いることができない特殊な世界なのだから。
そんな特殊で孤独な世界が好きな人は探偵に向いているでしょう。
家に帰れない分、孤独を楽しむ時間はいくらでもあるのだから。
12 女性である
これはちょっと意外に感じたのではないでしょうか?
で、女性というだけで探偵としては立派な才能です。
それはなぜか。
①探偵業界には女性調査員が圧倒的に少ない。
②探偵業界において女性調査員の需要は非常に高い。
③女性調査員は目立ちにくく、女性のターゲットを追いやすい。
④女性調査員がいると男性調査員とカップルを装える。
※ラブホテルやデートスポットにも溶け込める。
需要が高いのに女性調査員が少ないのはなぜか。
それは探偵業界の過酷な現状に女性が耐えられないからです。
これまでに説明した通り、極めて不規則な勤務状況や休みの少なさ、長時間の稼働継続はターゲット次第なので必然的に睡眠時間が少なくもなります。
女性探偵が少ないわけ
-
- 不規則で出張も多く家に帰れない
- 睡眠不足はお肌の大敵
- 長時間の張り込み時におけるトイレ問題
- 男性調査員からのセクハラリスク
- 親が探偵という職業を理解してくれない
※男性調査員は木陰で立ちしょんもありですが、、、(笑)
このような問題が山積する探偵業界はやはり男性社会であり、
残念ながら、どうしても女性は長続きしません。
だから本当に女性調査員は貴重です。
余談ですが、探偵業界に残留する女性は男じみた人が多いです。
男勝りというか女性らしさのカケラもないというか(ごめんなさい本当のことなので^^)
※そこそこ美人の女性探偵もかつていましたが、くだらない先輩探偵とすぐに結婚していなくなりました...(笑)
探偵に向いている人にある12の特徴-まとめ
以下まとめの12項目です。
繰り返しますが「8項目以上」に当てはまる人は探偵の適性があると言えるでしょう。
ぜひ良い探偵を目指してください!!
2 休みや睡眠を重視しない
3 人間観察が好き
4 スリルを求めている
5 運転がうまい
6 目が良い
7 誰とでもコミュニケーションがとれる
8 大人数のグループ行動が嫌い
9 太りすぎておらず清潔
10 撮影機材等のメカが好き
11 独り身でありたい
12 女性である
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