
探偵にとってはバレンタインは稼ぎ時です。調査対象者が不倫や浮気をする確率が高まり、調査案件が急増するからです。
一般的にはバレンタインデーと言えば、毎年2月14日と相場が決まっていますが、実は探偵事務所に関してはちょっと異なります。
なぜか?
探偵事務所にとってのバレンタインは、かなり日にちの範囲が広いイベントになります。
これには探偵業界の特殊性が関係しています。
それは一体どういうことでしょうか?
探偵にとって2021年のバレンタインデーはいつ?
探偵にとってのバレンタインはいつか?
結論から言いますと、本年(2021年)の場合、2月11日~2月15日までの間の5日間がバレンタインデーとなります。

と思われるかもしれませんが、それは、この期間に平均的に不倫調査(不倫現場)が激増するからです。
以下のカレンダーをご覧ください。
はい、2月11日は建国記念日ですね。祝日です。
探偵にとっては、ここからがバレンタインデーの始まりです!
では、なぜ5日間もバレンタインデーがあるかということを説明してまいります。
ダブル不倫だって恋人と言えば恋人同士
そもそもバレンタインデーとは恋人同士のイベントですね。
女性からプレゼントを渡したり、男女がデートしたり。
恋人同士というのは不倫関係の男女を含むものです。読んで字のごとくですね。
道徳には反しますが、恋人と言えば恋人と定義されます。

それは不倫の証拠、浮気の証拠を押さえやすいからに他なりません。
だって、恋人同士が確実に逢引きしますからね
しかし、不倫の証拠を押さえるためには、ターゲットの行動をある程度長い期間で観察しなければなりません。
それはなぜでしょうか?
【ずらしテクニック】不倫関係はバレンタインデーの前後に会う
それは、

実はピンポイントでその日(バレンタイン)に会うというのはあまり多くありません。
意外ですか?
でも、上のカレンダーを見てください。
その不倫調査のターゲットが夫であれ、妻であれ、2月14日の日曜日にわざわざ家から外出してあからさまに不倫しに行きます?
みんな休みの日ですよ。
もちろん、家庭の目なんか一切お構いなしに出かけていく調査ターゲットも中にはいます。
でも、これって怪しすぎませんか?
少しでも不倫とか不道徳な関係を隠したい人間だったら、バレンタインデーの日は不倫相手と会わないほうが無難です。
配偶者に不倫がバレにくいから。

ちなみにクリスマスは、前日にクリスマスイブがあるので、12月24日と12月25日に逢引きと不貞が集中しがちですが、曜日によってはこのずらしテクニックが適用されています。
不倫関係であっても、仕事の都合や家庭の事情もありますからね。
バレないためにも本命日から少し日にちをずらすというのはある意味理にかなっています。
義理チョコに見せかけて、実はそれが本命チョコだったという具合でしょうか。
(なんだかややこしいですねww)
だから、探偵のバレンタインデーは2月11日に始まる
そこで、2月11日に話を戻しますが、この日から不倫隠しのずらしテクニックが適用されがちなんです。
だって、祝日の建国記念日に出かける用事があったって、別に怪しいことはないですよね。
はい、バレンタインよりも3日も早いし、不倫相手と会うことを連想する配偶者は少ないはずです。
また、例えば浮気調査のターゲットが妻の場合、相手男性に対するプレゼントを用意したり、手作りのチョコレートやケーキを作るための材料を事前に買い出しに行く可能性が高いです。
ですからこの日から、バレンタイン関係の男女の不倫の証拠を得るために既に探偵は動いており、一流の探偵には不倫隠しのずらしテクニックなんて通用しないのですよ(笑)
もしも、この時にターゲットの妻が、バレンタイン用のプレゼントや材料を購入した場合、探偵は依頼人に対してその旨を報告します。
すると、依頼人は、自分や家族へのプレゼントではないことに気づいたりするもので、今後、2月15日までの間に相手男性に会う時の証拠を押さえるべく、探偵に対して追加調査の依頼をするものなのです。
だって、妻がいつ相手男性に会い、いつ不倫するかは予想できないことが多いですから。

それが探偵にとってのバレンタインデーなのです。
実際、探偵事務所の調査員は、上記カレンダーの2月12日、2月13日(金、土)にも不倫隠しのずらしテクニックによる男女の密会現場を目撃することが多いです。
バレンタインデーは探偵事務所の売上が3倍以上
バレンタインデーは、探偵事務所にとって非常にありがたいことです。
だって、この時期の売り上げは平常時に比べると急増しますからね。
当探偵事務所の場合は、平常の3倍以上というところでしょうか。
クリスマス同様、探偵にとっては極めて大事なイベントです。
忙しすぎて、調査件数をこなせないほどにもなりますが、何とか無理やりにでも調査員をそれぞれの調査現場に配置し、調査員はその尻を叩かれながら寝る間も惜しんで働いています(笑)
これはゴリ助も同様です。
探偵としては、お客さん対応とか事務処理とか、調査事案の統括とかいろいろな仕事がありますが、この時期はゴリ助もとにかく調査調査に明け暮れています。
で、2月15日(月曜日)を過ぎるとバレンタイン需要も落ち着き、大体平常の調査件数に落ち着いてくるというわけですね。
バレンタイン後の平日初日(月曜日)も不倫のチャンス
実はこの月曜日の調査も侮れません。
不倫隠しのずらしテクニック対策として、バレンタイン後の平日の初日に浮気調査を実行するとかなりの確率で浮気の証拠が取れます。
主に会社帰りの密会不倫ですね。
ダブル不倫の男女が、このずらしテクニックを利用して配偶者や探偵をかわしたつもりでも、優秀な探偵事務所と理解のある依頼人がタッグを組んで対策をすることにによって、浮気の証拠が取り放題の日に化けます。
ずらし対策は依頼人にデメリットもあるが、メリットのほうが大きい
ただし、依頼人からすると、不倫のずらしテクニックに対抗するためにはお金がかかります。
だって、怪しい日が絞れない場合、2月11日~2月15日までのバレンタイン機関に継続して不倫調査を入れ続けなければならないのですから。。。
例えば1日20万円の調査として計算すると、5日間で100万円の調査費用がかかる計算になります。
それは高いですよね。
もちろん、

とか、

だから2月12日と2月15日だけ調査してください。
って感じで、不倫しそうな怪しい日を絞れそうな依頼人は、探偵事務所に支払う調査費用を抑えることができます。
でも、夫婦関係が破綻している場合や単身赴任等で別居している場合、依頼人が配偶者の行動パターンを把握していないケースが多く、5日間ぐらいは調査をしないと浮気の証拠が取れないケースもあるのです。
また、極端なケースでは、2月11日から2月14日間まで休みを取って、2人で不倫旅行に行ってしまうケースもあり、この場合は調査費用を安くすることはできません。

これが依頼人のデメリットですね。
バレンタインの不倫調査は高額になっても高価値(高確率)がある
でも考えてみてください。
例えば、不倫の証拠をつかんで配偶者と離婚したい場合や、相手に慰謝料請求をしたいという具体的アクションを目的としてた場合、高額な調査費用がかかるとしても、この5日間に調査を集中させる価値はあると思います。
なぜなら、圧倒的に不倫の証拠をつかみやすい時期だから。
バレンタインデーには特別な力があります。

別の時期に情報もなく闇雲に調査を指定するほうが、より調査費用が高額になってしまうでしょう。
ですから、バレンタインデーは依頼人にとって大きな勝負を行う価値があり、勝負を行うものこそがそのチャンス(不倫の証拠)をものにできるのです。
バレンタインに浮気の証拠をつかむとボーナスがある
しかも、この時期は不倫や浮気の証拠が格段に取りやすく、依頼人にとってチャンスであることも。
そして、この時期に探偵事務所に依頼して証拠をつかむことには、もう一つのボーナスがあります。
それは、ホワイトデーです。
バレンタインデーに女性から男性にプレゼントした場合、不倫関係であれば必ずと言って良いほど、男性から女性に対するお返しがあるからです。
【男はつらいよ】ホワイトデーのプレゼント格差が凄すぎる不公平
しかもこのお返し、、、、
女性からのプレゼントより格段に高額になりがちです。
なりがちというか、、、なります!(笑)
そんなもんです。
俗に3倍返しとか、10倍返しとか言いますが、長いこと探偵をしていると、

と思うことがあります。
そりゃそうですよね。バレンタインのプレゼントはチョコ以外もありますし、ホワイトデーだって、何もキャンディーだけ返せばよいというものではありません。
それはわかりますが、ここまで高価なブランドものになると酷い。。。
そんな内容の調査報告書を、依頼人である奥さんに見せるとどうなるか、、、

くやしいっ! キーっ!!!!
って感じで発狂してしまいます。
それを探偵がなだめるのが大変な時も( ´∀` )
実はこの時、依頼人が興奮のあまり面談室の花瓶を割ってしまったこともあります。。。
それほどに男女のプレゼント格差は驚愕です。
不公平ですが、どうしようもない現実ですね、これは(笑)
20年以上も探偵をやっていると、そんな場面は山ほど見てきました。
不倫の証拠固めにはホワイトデーが2度おいしい
何が言いたいかというと、バレンタインデーで不倫の証拠が取れていれば、ホワイトデーでも調査結果(不倫の証拠)を出せるということになります。
2度おいしいですね、これは。十分な証拠固めとなります。

かつ、男性からの高額なプレゼントの場面を証拠に押さえることは、今後の離婚や不倫相手の女性に対する慰謝料請求にも大きく役立つのです。
その証拠は有利に離婚交渉することや、相手に対する慰謝料を増額するための材料になりますから。
だって、家庭をかえりみずに家にお金を入れない夫が、不倫相手の女性に多額のお金をつぎ込んでいた証拠が取れた場合、調停委員や裁判官の心証はどうなりますか?
これがボーナスです。

調査ターゲットに対してダブルパンチを喰らわせてやれるのですから、ある意味クリスマスシーズンよりもパンチ力がありますね。
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