家出人を発見した探偵が思うこと

探偵が家出人を捜索して発見した時には、ほとんどが憔悴している状態であり、言い方は悪いですが、家出人の見た目はとてもみすぼらしい場合が多いです。
探偵に依頼があるぐらいですから、家族や友人はとても心配しているケースです。
今回は探偵が家出人を発見した時に思うこと、そして、発見した後の対応についてお伝えします。

探偵が家出人を捜索する理由とは

家出人を捜索する理由は様々です。
中には、家庭内の問題やトラブルから逃げ出してしまった場合もあります。
そう、依頼者自身から逃亡したケースも。
また、精神的な問題や不登校などが原因で家出をした場合もあります。
家出人の中には、環境や人間関係に疲れ果ててしまった人もいます。
探偵の捜索。家出人がどこにいるのかを探す調査は近年増加傾向にあります。
家出人を捜索する際には、まずは警察や行政機関に届け出をすることが大切です。
しかし、警察や行政機関では捜索に限界があります。
というより、警察は事件性がない事案と判断すればそもそも捜索をしないものです。

簡単に言うと、捜索願は受理するが捜索はしないという傾向です。
家出人が成人ならなおさらです。家出人の自由が優先されるからです。

そのような場合には、探偵に依頼するのが良いでしょう。
探偵は、プロの知識と技術を駆使して、家出人を捜索します。

家出人を発見した時の気持ち

探偵が家出人を発見した時、感情が複雑になることがあります。

依頼者や家族の想いを考えると、当然見つかってよかった思うのがひとつ。
一方で、家出人がその家出を心底楽しんでいる様子を見かけたときには、この後に家出人が家族の元に戻ってどのような状況を迎えるのかとか、「本当に大丈夫かな?」とか彼らの今後の人生を考えてしまうのです。

探偵としては、ただ発見するだけでなく、時には家出人と話をし、彼らの本当の気持ちを引き出すこともあります。
家出人が本当に望むことは何か、彼らの人生をどのようにサポートすることができるかを考え、家族や友人の方々と一緒に話し合い、解決策を見つけていくことも必要です。
もちろん、家族ごとなので要望がなければ探偵が余計な首はツッコまないというのがマナーですが。

発見した後の対応

家出人を発見した後は、まずは安心感を与えることが大切です。そのためにも、依頼者(主に家族であることが多い)と連絡を取り、発見したことを伝えます。

また、発見した家出人が、心身ともに疲弊している場合には、病院や支援団体などへの紹介をし、適切な対応をすることが必要です。

探偵の役割とは

探偵には、家出人を発見するだけでなく、時には彼らが抱える問題を解決することが求められます。
家出人の状況を把握し、彼らの人生を改善するためにどのようなサポートをするかを考え、家族や友人の方々と協力して、解決策を見つけていくことが重要です。
経験上言えますが、家出は繰り返し起こります。
大切なのは、その確率を減らすべく対処することです。

探偵は、家出人が抱える問題を解決するために、様々なツールや技術を駆使しています。例えば、、SNS上での情報収集を行い、彼らの行動を予測することもあります。
探偵は、プロの知識と技術を駆使して、家出人を発見し、さらには彼らの人生を改善するためのサポートを行うことができます。

まとめ

家出人を発見することは、探偵としての仕事の一つです。
発見した時には、安心感や胸の痛み、そして、彼らの人生をも考えることがありますが、家出人が本当に望むことを引き出し、彼らの人生を改善するためのサポートをすることが大切です。
家出人を捜索する際には、警察や行政機関に届け出をすることが大切ですが、警察が動いてくれないケースでは探偵に依頼することも選択肢の一つとして考えてみてください。
探偵は、家出人を発見するだけでなく、彼らの人生を改善するためのサポートをすることができます。

ゴリスケ
お困りごとがあればご相談ください。

Twitter(お気軽にDMを)
https://twitter.com/tantei_gorilla

おすすめの記事